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製品事故情報

下記にて弊社製品の製品事故情報を製品安全自主行動計画に基づき、公表いたします。

2008年12月
株式会社パロマ

ガス瞬間湯沸器(PH-81M)における一酸化炭素中毒事故

事故発生年月(西暦) 2008年12月
品目 ガス瞬間湯沸器
型式機種 PH-81M
ガス種 都市ガス
安全装置の有無(※1) 無し
事故・クレーム内容 当該機器を使用したところ気分が悪くなり、2名が病院に搬送された。室内にはマイコンメーター連動型の複合型警報器が設置されていたが、電源コンセントは外されていた。当該機器の排気方式はブランチドフルー方式になっており共用ダクトに接続されていると推定されるが、当該機器の排気筒がすぐ天井の隠蔽部に入っており詳細は未確認。共用ダクトの先端にはダクトファンが設置されている。ダクトファンはタイマーで作動させており、当該機器を使用時はダクトファンは作動していなかったと推定される。燃焼試験をすると室内のレンジフードを作動しない状況では、排気の溢れは無いものの、レンジフードを作動させると、排気ガスが室内に溢れることが確認された事から、レンジフード用の給気口が十分確保されていないと推測される。消防は、排気設備不良が原因として調査終了。平成22年1月26日付経済産業省が製品起因による事故でないと判断した案件。
事故原因 機器に起因しない
対応 警察の見解により、排気設備の問題であり機器に起因しないため、弊社のホームページに注意喚起にて対応。

※1(調理機器…調理油過熱防止装置/温水機器…不完全燃焼防止装置)

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