営業としていつも、何としてでも契約を取るという挑戦者の気持ちを常に持ち続けてきましたし、これからも忘れたくないですね。27歳で所長になり、現在はプレイングマネージャーとしてスタッフを率いる立場でもありますが、みんなの取り組み姿勢や考えを統一するということはあえて考えていません。
その人の個性を生かせるような、多様性が成長につながるようにできればと思います。営業には正解がありませんから、自分の持ち味を活かしたそれぞれの方法で目標に向かって邁進していくのが私にとってのパロマらしさだと思います。
昔からのお付き合いをとても大切にする東北エリアでは、あきらめずに何度も顔を出していくことが大切です。たとえば急ぎのご依頼に対しても、お付き合いの厚い、薄いに関係なく、きちんとご対応することで、次につながることが少なからずありました。初心を忘れず、その先に何があるかを考え、お客さまに向き合っていきたいと思っています。
社員を家族のように大切にしてくれるパロマは、人間関係が良く、働きやすいです。“出る杭は伸ばす”会社でもあり、入社して間もない社員でも手を挙げれば、やってみろと背中を押してくれます。営業所の所長を任せられて、プレッシャーとともに大きな喜びを感じました。所員一丸となって担当エリアを活性化するために頑張っていきたいと思います。
代理店さまや販売店さまといったパートナーが抱える課題に対し、販売促進につながるチラシ制作や展示会の支援などの解決策を提案。信頼を築きながら数字を追求しています。仕事を通じて「パロマ製品で豊かな暮らしを提供する」という思いを伝え、まるで「分身」のように同じ思いを共有できるような仲間たちとともに、エリアの市場を活性化に取り組んでいきたいと思います。
希望した営業職として日々先輩たちから学びながら取り組む日々です。展示会では「ラ・クック」を使った実演を行うことも多く、これまで40以上のレシピを実演してきました。わかりやすいといって購入していただくなど受注につながると大きな喜びを感じます。感謝の気持ちを常に忘れないこと、新入社員ですが思ったことはどんどん口に出し、行動に移すこと。そして、「すぐ対応」するなどスピード感を大切にしています。
心がけていることは、常にお客さまの立場で考え、最適な提案をすること。信頼していただき、その信頼に応えることが大切だと思っています。東日本大震災の後、1ヶ月ほど岩手県石巻市に滞在してガス器具の設置や修理に携わりました。その経験から施工や修理にも詳しくなり、今もガス機器の設置・修理の現場に足を運んでいます。現場に強くなることで、お客さまに対してよりきめ細かな提案や対応につながっています。今後も初心を忘れず、痒いところに手が届く提案、対応を続けていきたいですね。
これまでに豪州、米国、台湾、イスラエルなどを担当し、2018年からパロマ上海で総経理(社長)を務めています。パロマの海外営業は、1国まるごと任せてもらえるのが大きな醍醐味。歯車の一部ではなく、車輪全体に携わることができます。現在取り組んでいる中国市場は、カバーできているエリアが全体の2-3割ほど。これから数倍規模の発展を見込めるポテンシャルを持っています。現地スタッフとともに代理店を開拓し、販売網を中華圏全体に広げ、お客さまとビジネスパートナーに笑顔を届けるのが私のミッションです。
給湯器を設置するための「オプション部材」の設計や、配線の設計などを行っています。技術開発部の仕事の醍醐味は、自分のやったことが、そのままカタチになることです。その一方で、仕事をするうえで「お客さまは何を求められているのか?」を軸にして考えることがとても大切。設計における構造決定に迷ったときは、“パロマ本位”で考えるのではなく“お客さま本位”で考えることを、日々心がけています。
テーブルコンロをはじめとする厨房機器の新機種開発に取り組んでいます。この仕事の醍醐味は、自分が作ったモノを暮らしのなかで実際に目にすることができること。だからこそ、作り手である自分と、使っていただくお客さまの両者が満足でき、心から笑顔になれるモノづくりをめざしていきたいと考えています。
温水機器の性能確認試験として、試作品を氷点下30度の条件下験、雨やホコリを再現する部屋など、想定されるあらゆる条件で製品性能や安定性・安全性の試験を行います。ただ決められた試験をするのではなく、自分で考えることを大切にしています。
グリル用波形深皿プレート「ラ・クック」の塗装では、中心的存在として開発に関わりました。まだ例のない特殊塗料を使用し、耐熱性や全面コーティングなど難易度の高い課題に頭を抱えたことも。しかし、協力業者と関係性を深め、ひとつひとつ課題をクリア。努力の甲斐あって、ヒット商品を生み出せたことが大きな自信に。これからも、挑戦を楽しむ気持ちで取り組んでいきたいと思います。
熟練の職人技も貴重な財産ですが、さらなる効率化と品質向上のためには自動化も必要です。より安全で作業しやすく、より良い製品ができる、働く人を笑顔にする生産設備の開発に取り組んでいます。現状に満足せず、現場と製品を使うお客さまに寄り添いながら、新しい生産技術を生み出して、パロマのモノづくりを進化させたいですね。
パロマ製品を速く・安く・安全に生産する方法を考え、実現していくのが私の仕事。生産技術のすべての工程に携わる環境に魅力を感じ、パロマへの入社を決めました。仕事のやりがいを感じるのは、実際に設備を扱う現場の方から「作業がすごくラクになった!」と言っていただけた時。入社3年目に初めて設計した鉄板加工専用機が生産ラインの先頭で躍動している姿を見る時も喜びを感じます。生産技術は、設備や機器を作って終わりではなく作ってからが始まりです。改善を重ね、より良いものに変えていくのもこの仕事の醍醐味です。
生産管理担当と兼用してVOFにも取り組んでいます。快適で、安心できる環境をつくることで、働く人の満足度が向上し、結果的によりよい製品をお客さまにお届けできると思います。「会社を良くしたい!」という熱い気持ちを持ち続け、一人でも多くの人に「会社は自分で変えていける」ということを実感してもらいたいと思っています。
金属を加工し部品をつくる「専用機」部門の職長をしています。担当する工程で品質の高いモノができれば、それは完成品のクオリティにもつながり、結果としてお客さまに笑顔をお届けできると考えています。掲示されている「お客さまの声」を見るとやりがいを感じます。
ガス機器の「顔」とも言える本体外装部はプレス加工でつくられます。このプレス加工に欠かかせない金型の保全メンテナンス、改善などが私の仕事です。モノづくりの「縁の下の力持ち」的な仕事ですね。パロマの「顔」づくりを支える責任感とともに、生産工程も含めた幅広い知識と技術、アイデアを駆使して日々、取り組んでいます。
入社1年目で生産ラインの責任者を経験し、現在は各作業の標準時間を計測するPST(パロマスタンダードタイム)のプロジェクトリーダーをしています。MOST法を用いて各工程の作業にかかる標準時間を割り出すことで人員配置が容易になり、その結果、生産管理や人件費の計算がしやすくなります。
それが、最終的な製品価格の算出にもつながっていきます。PSTは当社にとって新たな取り組み。不安になることも多々ありますが、何事もまずやってみる精神で、プロジェクト完遂に向けてどんどん行動していきたいと考えています。また、あこがれている現在の上司のように、いつも笑顔で仕事に取り組んでいきたいです。
パロマの昔の社名は「株式会社小林製作所」。ガス機器のブランドネームにスペイン語で「白い鳩」を意味する『パロマ』を採用し、その名前が全国に広がったことをきっかけに1965年(昭和40年)1月、社名も「株式会社パロマ」になりました。「豊かで笑顔があふれる暮らしを届けたい」「人々のしあわせな暮らしを支え続けたい」という会社の願いを、平和のシンボルに込めています。
100年を超える長い歴史のなかで、さまざまなモノづくりを行ってきたパロマ。ガスコンロや給湯器など“火を灯す”機器のイメージが強い当社ですが、1950年代には“火を消す”消火器の製造も手がけていた時代があったんです。“すばやく飛びかかる”イメージから『ファルコン(はやぶさ・たか)』と名付けられた消火器が、当時の防災活動を支えていました。
入社2年目で新商品開発や新規プロジェクトのリーダーに抜擢されたり、入社4年目で営業所長に昇格したり、入社9年目で支社長のポストまで登りつめたり。実力がある社員には「スピード出世」のチャンスが訪れるのがパロマの特長です。若手エンジニアがお客さまからいただいた意見を元に提案を行ったところ、開発リーダーを任され実際に商品化された事例もあります。