株式会社パロマ（愛知県名古屋市/代表取締役社長 執行役員：小林弘明）のグループ会社であるRheem（以下、リーム社）と株式会社富士通ゼネラル（以下、富士通ゼネラル）が北米空調機ビジネスにおいて包括的な提携を目指して共同開発を含めた協業に基本合意し、その第一弾として、8月31日相互商品供給契約を締結いたしました。
米国の空調機市場は、ダクト方式全館空調が主流で市場の約90％を占めていますが、その中でリーム社は市場における高いブランド力を有しています。一方、地球温暖化に伴ってエネルギー規制が厳しくなる中、近年では快適性・省エネ性に優れた個別空調方式のダクトレススプリットエアコンも評価されています。こうした背景から、様々な顧客ニーズに対応するために、リーム社の保有する製品・販路と、富士通ゼネラルが有するダクトレス市場での高いシェアとは補完関係にあり、相互の商品供給をはじめとする協業関係を築くことが両社のビジネス拡大に寄与すると当社としても期待しています。
今後、リーム社と富士通ゼネラルは両社の保有するリソースを生かし協業によるシナジーを最大限発揮できるよう、製品の共同開発や調達、生産面などを含めたさらなる協業関係の強化について、引き続き検討が進められる予定です。

リーム社はアトランタに本社を置き、暖房、冷房、給湯、プール/スパ暖房、業務用冷蔵庫を製造・販売をしています。1988年にパロマが全株式を取得しました。